御言葉は呼吸のように吸って吐くといい。

「御言葉を行う人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの人であってはなりません。」 (ヤコブの手紙1章22節)
 御言葉は呼吸のように吸って吐くといい。 呼吸は吸うことよりも、吐くことが大事なのだそうだ。吸う息は心臓の鼓動を早め、からだを臨戦態勢に向かわせる交感神経を刺激する。口からゆっくり長く息を吐いてみると副交感神経の働きが高まり、緊張がとけて身体がリラックスする。新陳代謝も血液の循環もうまくいき、身体がより良い方向に向かうそうです。息を吸ってばかりいると過呼吸になって、かえって苦しくなるのですね。  御言葉も吸うだけではなく、吐くことが大事です。聞くだけではなく行うのです。ヤコブは「御言葉を行う人になりなさい。」と御言葉に生きていくことを教えました。ただ聞くだけの人は自分を欺いていると。まさに御言葉は、私たちが実践した時に真価を発揮するのです。そして、イエスさまは生きた神の御言葉です。イエスさまを模範にして生きることを神さまは求めています。御言葉を吸うだけではなく吸ってゆっくりと長く吐く。御言葉は複式呼吸のように吸って吐くといいのです。
《祈り》主よ、私は以前からわだかまりのある人に話しかけました。少し互いの誤解が解けたように思います。「関係が改善された」とまではいきませんが、自分のなすべきことが、やっとできたように思います。深呼吸ができるようになりました。御言葉を生きることで、ほっと息を吐けたように思います。ありがとうございます。
牧師 和田一郎
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