神の恵みに土匂う
「雨や雪は、天から降れば天に戻ることなく 必ず地を潤し、ものを生えさせ、芽を出させ種を蒔く者に種を、食べる者に糧を与える。そのように、私の口から出る私の言葉も 空しく私のもとに戻ることはない。必ず、私の望むことをなし 私が託したことを成し遂げる。」 (イザヤ書55章10-11節)
今年の夏は、例年の猛暑と違って、雨、雨、雨の日々でした。9月に入っても雨が一週間近く続き、空を見上げては「今日も雨か」とついため息がでました。 しかも、穏やかな雨ばかりではありません。局地的大雨や線状降水帯が各地を襲いました。しかし、もともと日本には、雨を表す美しい言葉があります。秋雨(あきさめ)、秋時雨(あきしぐれ)、驟雨(しゅうう)、天球(てんきゅう)、そして大地を潤す慈雨(じう)など。雨上がりに外へ出ると、潤った土の匂いが立ち上ってきます。 「長雨や 神の恵みに 土匂う」 預言者イザヤは、雨は降ったままで終わらず、大地を潤し、芽を出させ、やがて人の糧を生み出すと言います。そして、それと同じように、神の言葉もむなしく終わることがないと。神の言葉は、すぐに目に見える答えを与えるとは限りません。しかし、雨が土の中へ染み込み、見えないところで種を目覚めさせるように、御言葉も私たちの心の奥深くに入り、時をかけて芽を育てます。降り続く雨の意味を、私たちはすぐに理解することはできませんが、新しい命がどこかで芽生えているでしょう。雨がむなしく天に帰らないように、神の言葉もまた、私たちの悲しみを通り過ぎることなく、糧となり希望の実を結ぶのです。
《祈り》恵み深い神様。大地を潤し、命を育てる雨をありがとうございます。同時に、大雨によって被害を受け、不安と悲しみの中にある方々をお守りください。
牧師 和田一郎
ご感想は下まで(スマホ・パソコンの方向けです) forms.gle/EkE9N8gDaJQ7ee2L9
発行者名 高座教会 www.koza-church.jp/
今年の夏は、例年の猛暑と違って、雨、雨、雨の日々でした。9月に入っても雨が一週間近く続き、空を見上げては「今日も雨か」とついため息がでました。 しかも、穏やかな雨ばかりではありません。局地的大雨や線状降水帯が各地を襲いました。しかし、もともと日本には、雨を表す美しい言葉があります。秋雨(あきさめ)、秋時雨(あきしぐれ)、驟雨(しゅうう)、天球(てんきゅう)、そして大地を潤す慈雨(じう)など。雨上がりに外へ出ると、潤った土の匂いが立ち上ってきます。 「長雨や 神の恵みに 土匂う」 預言者イザヤは、雨は降ったままで終わらず、大地を潤し、芽を出させ、やがて人の糧を生み出すと言います。そして、それと同じように、神の言葉もむなしく終わることがないと。神の言葉は、すぐに目に見える答えを与えるとは限りません。しかし、雨が土の中へ染み込み、見えないところで種を目覚めさせるように、御言葉も私たちの心の奥深くに入り、時をかけて芽を育てます。降り続く雨の意味を、私たちはすぐに理解することはできませんが、新しい命がどこかで芽生えているでしょう。雨がむなしく天に帰らないように、神の言葉もまた、私たちの悲しみを通り過ぎることなく、糧となり希望の実を結ぶのです。
《祈り》恵み深い神様。大地を潤し、命を育てる雨をありがとうございます。同時に、大雨によって被害を受け、不安と悲しみの中にある方々をお守りください。
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