小舟でクジラを釣ろうとするな
「シモンは、『先生、私たちは夜通し働きましたが、何も捕れませんでした。しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう』と答えた。」 (ルカによる福音書5章5節)
日本の鉄道車両会社が世界に進出しようとした。しかし、小さい日本と違ってヨーロッパなどの大陸にある鉄道市場はケタ違いに大きい。車両を作る会社も伝統的な巨大企業が独占していた。鉄道は生活の基盤、だから遠く小さな日本の会社には任せられないと思われていたのだ。海外に進出しようとした担当者は「小舟でクジラを釣ろうとするな」と周りから言われた。つまり無理なことはするなと言うのだ。ところが時間に遅れて当たり前のヨーロッパの鉄道に対し、日本の正確な車両管理システムは驚きを与えた。雪で他社が運休する中で日本製の車両だけが正確な時間で人々を運び続けた。今や世界中で日本の鉄道車両が走っている。日本の緻密な技術が世界で認められて躍進している。小さな舟は大漁に恵まれたのだった。 イエスさまは小舟を沖に漕ぎ出して漁をするようにおっしゃいました。しかし「先生、私たちは、夜通し苦労しましたが、何も捕れませんでした」とベテランの漁師であるシモンたちは言います。こんな真っ昼間に網を降ろしたって魚が取れるはずはないと。しかし、イエスさまの言葉に「力」を感じました。「しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」と彼は答えました。はたして私たちにできるでしょうか。夜通し苦労してきた直後です。「どうせ無理だから・・・」と聞き流すのではないでしょうか。 イエスさまは、何もないところから奇跡をおこされます。彼らはイエスさまの言葉どおりに従いました。その結果、奇跡的な大漁に恵まれたのです。その舟が沈みそうになるほどの圧倒的な大漁は、神の恵みを象徴しているのです。小さな小舟には入り切らない、人間が想定できない圧倒的な恵み。それは「お言葉ですから・・・」と応えるところから始まるのです。
《祈り》主よ、いつもと何も変わりませんでした。「どうせ・・・」と何もかも信じられなかった時は。しかし、イエスさまの言葉を信じようと思った時、信じられた時、信じさせてもらえた時、何かが変わりました。思いもよらない大きな恵みに感謝いたします。
牧師 和田一郎
日本の鉄道車両会社が世界に進出しようとした。しかし、小さい日本と違ってヨーロッパなどの大陸にある鉄道市場はケタ違いに大きい。車両を作る会社も伝統的な巨大企業が独占していた。鉄道は生活の基盤、だから遠く小さな日本の会社には任せられないと思われていたのだ。海外に進出しようとした担当者は「小舟でクジラを釣ろうとするな」と周りから言われた。つまり無理なことはするなと言うのだ。ところが時間に遅れて当たり前のヨーロッパの鉄道に対し、日本の正確な車両管理システムは驚きを与えた。雪で他社が運休する中で日本製の車両だけが正確な時間で人々を運び続けた。今や世界中で日本の鉄道車両が走っている。日本の緻密な技術が世界で認められて躍進している。小さな舟は大漁に恵まれたのだった。 イエスさまは小舟を沖に漕ぎ出して漁をするようにおっしゃいました。しかし「先生、私たちは、夜通し苦労しましたが、何も捕れませんでした」とベテランの漁師であるシモンたちは言います。こんな真っ昼間に網を降ろしたって魚が取れるはずはないと。しかし、イエスさまの言葉に「力」を感じました。「しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」と彼は答えました。はたして私たちにできるでしょうか。夜通し苦労してきた直後です。「どうせ無理だから・・・」と聞き流すのではないでしょうか。 イエスさまは、何もないところから奇跡をおこされます。彼らはイエスさまの言葉どおりに従いました。その結果、奇跡的な大漁に恵まれたのです。その舟が沈みそうになるほどの圧倒的な大漁は、神の恵みを象徴しているのです。小さな小舟には入り切らない、人間が想定できない圧倒的な恵み。それは「お言葉ですから・・・」と応えるところから始まるのです。
《祈り》主よ、いつもと何も変わりませんでした。「どうせ・・・」と何もかも信じられなかった時は。しかし、イエスさまの言葉を信じようと思った時、信じられた時、信じさせてもらえた時、何かが変わりました。思いもよらない大きな恵みに感謝いたします。
牧師 和田一郎

