2025年3月

竹の節

「誰でもキリストにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去り、まさに新しいものが生じたのです」 (コリントの信徒への手紙二5章17節)  3月も終わり、年度替わりの節目の日になりましたね。今日は節目の話を […]

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すべての出来事に時がある

「イエスは、『私に触れたのは誰か』と言われた。」 (ルカによる福音書8章45節)  機械時計は修道士によって発明されました。当時の修道士は決められた時間に祈り、奉仕することが求められ、時間を管理する必要があったそうです。 […]

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メダルの価値

「誰でも、高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。」 (ルカによる福音書18章14節)  ある年のオリンピックの開催中に、メダリストを対象にしたアンケートがありました。「銀メダル」を獲得した選手と、「銅メダル」を獲 […]

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40日のギブアップ

「さて、イエスは悪魔から試みを受けるため、霊に導かれて荒れ野に行かれた。そして四十日四十夜、断食した後、空腹を覚えられた。」 (マタイによる福音書4章1-2節)  いまキリスト教会はレント(受難節)の期間を過ごしています […]

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行く先を知らずに旅立つ

「信仰によって、アブラハムは、自分が受け継ぐことになる土地に出て行くように召されたとき、これに従い、行く先を知らずに出て行きました。」 (ヘブライ人への手紙11章8節)  「旅に病(やん)で夢は枯野をかけ廻る。」という句 […]

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桜の花のピンク

「私はぶどうの木、あなたがたはその枝である。人が私につながっており、私もその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。私を離れては、あなたがたは何もできないからである。」 (ヨハネによる福音書15章5節)  教会では […]

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ボロの布が生きている

「人は仕事に出かけ 日暮れまで働く。主よ、あなたの業はいかに豊かなことか。あなたは知恵によってすべてを造られた。地はあなたの造られたもので満ちている。」 (詩編104編23-24節)  ある休日の朝、妻が東京駅のギャラリ […]

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そんな前例はない

「執拗に頼めば、起きて来て必要なものを与えてくれるだろう。」 (ルカによる福音書11章8節)  私が幼い頃、母の教会の友人に誘われて母と私は玉川学園に行った。坂を登った先に校舎があったことと、讃美歌を聞いたこと、清らかな […]

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私たちの心は燃えていた

「二人の目が開け、イエスだと分かったが、その姿は見えなくなった。二人は互いに言った。『道々、聖書を説き明かしながら、お話しくださったとき、私たちの心は燃えていたではないか。』」 (ルカによる福音書24章31-32節)   […]

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罪の告白ができる場所

「お父さん、私は天に対しても、またお父さんに対しても罪を犯しました。」 (ルカによる福音書15章18節)  ある人が風の強い日、急ぎ足で駅に向かう途中、傘が広がったまま飛んできて目の前の柵に引っかかりました。誰かがさして […]

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