身の丈は変わっていく

「こんなものを着たのでは、歩くこともできません。慣れていませんから。」 (サムエル記上17章39節)
 なぜだか小さい頃から「外国」に憧れていた。見るテレビは「〇〇の世界の旅」、好きな野球チームはアメリカメジャーリーグ、外国で働く自分を思い描いていた。親には「これからは世界だよ」と大口を吐き、初めて外国に行った時「もっと英語を勉強しよう」と強く決意した。でも帰ってくると「日本っていいな」と強い決意は忘れてしまいました。 10代の頃、私はよく背伸びをしていました。根拠がなくても出来そうな気がしていたのです。「身の丈に合ったことをしなさい」という言葉が嫌でした。しかし、それは制限されるのが嫌だっただけなのです。今思えば、この自分の身の丈で十分だよ、その身の丈で出来ることがあるんだよ、そのままの身の丈を使って、頑張りや努力によってできることがあるのだよ、と誰かに言って欲しかったのかも知れません。  少年ダビデは、巨人ゴリアトと戦うことになった時、青銅の兜(かぶと)と王様が身に着ける鎧(よろい)を着せられました。豪華で立派な身なりです。しかし「慣れていませんから」と鎧を脱ぎました。結局、ダビデはいつも羊の群れを飼う時に使っている「杖」と、「石投げ紐」だけを持ってゴリアトに向かって行き、倒すことができました。 ダビデはそのペリシテ人に言った。「お前は剣や槍や投げ槍で私に向かって来るが、私はお前が挑戦したイスラエルの戦列の神、万軍の主の名によって、お前に立ち向かう。」 主の名により頼めば、身の丈は変わっていくのです。
《祈り》私の身の丈を知っておられる神さま、自分自身、よく分かっていないこの私の身の丈を、あなたは時として用い、時として戒めます。主に頼ります。わずかなものに忠実な者とさせてください。
牧師 和田一郎
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