祈るところから始める

「ノアの時代にあったようなことが、人の子が現れるときにも起こるだろう。ノアが箱舟に入るその日まで、人々は食べたり飲んだり、めとったり嫁いだりしていたが、洪水が襲って来て、一人残らず滅ぼしてしまった。」
(ルカ17:26−27)

 ノアが箱舟を作っていると「何でこんな森の中で箱舟づくりなんてするのか」と人々は不思議がったでしょう。
 日曜日には家でゆっくり過ごしたり行楽地で楽しんだりする代わりに、礼拝に集い、稼いだお金を献金し、貴重な時間を奉仕に費やす。
こうした姿を見て、周囲の人たちは、ノアの時代の人々が彼を見て感じたのと同じような印象を、私たちに対しても持つのではないかと思います。
でもイエスさまは、そうした生き方こそが、主の再臨を待ち望むクリスチャンの生き方だと教えられるのです。

 ノアの時代、箱舟に入れば救われました。全ての人たちに箱舟に入るチャンスも、入らないチャンスもありました。
 今の時代、「箱舟」って何でしょうか? それは教会です。ですから教会の奉仕に励むのは、まさに「箱舟づくり」に精を出していることでもあります。
 ご存じのようにイエスさまは、「人は、たとえ全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があろうか。」と訴えました。
それは、「箱舟」に入らずに進んでいく先に「永遠の滅び」が待ち受けているからです。「滅びないで欲しい。永遠の命を手にして欲しい。」と願われたからです。
そして、それは神さまがあなたを愛されたからです。

 あなたはヨハネ福音書3章16節を腹の底から信じていますか?
寝室を共にしている家族、一緒に臼を引くように働いている職場の同僚たちに、あなたができる最高の親切。それは、彼らにイエスさまを紹介することです。

 「主イエスを信じなさい。そうすればあなたも家族も救われます」という約束を信じ、今日から名前を挙げて祈るところから始めましょう。

 いってらっしゃい。

 牧師 松本雅弘

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