告白したように生きていく
「イエスは、…弟子たちに、『人々は、私のことを何者だと言っているか』とお尋ねになった。」(マルコ8:27)
イエスさまがフィリポ・カイサリア地方に行った際、弟子たちに向かって、「人々は私を何者だと言っているのか」と訊かれました。弟子たちが、世間で主イエスが何と言われているかを話した後、「それでは、あなたがたは私を何者だと言うのか。」という質問を、今度は弟子たちに向かって投げかけられたのです。 この問いかけに対し代表格であるペトロが答えました。「あなたは、メシアです。」すると「あなたは、メシア(救い主)です」という告白をした弟子たちに対して、「私の後に従いたい者は、自分を捨て、自分の十字架を負って、私に従いなさい。」(マルコ8:34)と語られ、もう一歩、信仰の深みへと弟子たちを導かれたのです。 これは、私たちの信仰生活にとって、とても大切なことだと思います。 神さまをどのようなお方として受け止めているかによって、その人の生き方が決まってきます。神さまが厳しいだけのお方であるとするならば、そう信じている人は常にビクビクしながら生活することでしょう。 神さまが優しいだけのお方でしたら、どこかで神さまを侮り、「何をやってもゆるしてくれるから平気だ」と、いつの間にか好き勝手なことをしてしまうのです。 口では色々なことを告白しますが、そのことと実際の生活との間に調和がとれているでしょうか?イエスさまは弟子の立派な告白を受けて、その告白通り生きる生き方を示されたのです。 あなたの実際の生活は、イエスさまが救い主であり、そして人生を導く主であることを証ししていますか?告白するように、生きる者でありますようにと祈ります。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
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