交わりのDNA
「神は人を自分のかたちに創造された。神のかたちにこれを創造し、男と女に創造された。」(創世記1:27)
聖書の神は交わりの神さまです。父、子、聖霊なる三つのご人格をお持ちで、なおかつおひとりの神さまが聖書の三位一体の神さまです。永遠の昔から父、子、聖霊の深い愛の交わりの中におられました。その交わりにあずからせるために神は私たちを「神のかたち」に似せて造られたのです。 高座教会の小グループ活動の「教科書」ともいえる『小グループで教会は変わる』の中に次のような説明がありました。 「神は私たち人間の中に、人格的交わりを求めるという独特なDNAを組み込んでくださった。神は私たち人間をこの『交わりの遺伝子』を持つものとして創造され、人間として生まれたものなら、誰もが生まれつきこの遺伝子を備えるものとして造られたのである。この『関わりを持とうとするDNA』あるいは『交わりの遺伝子』は、なぜ教会に小グループが必要かということを説明してくれる。人々は単に霊的な必要を満たすためだけに教会に来るのではない。彼らは、人格的交わりを持ちたいという内なる欲求に促されて教会に来るのである。・・・教会が人々を相互の人格的交わりへと責任をもって導くことができるなら、似せられた神のご性質をはっきり現していることになる。人間は神のかたちに似せて造られたからこそ、交わりを求めるのである。このことこそ、神のかたちに似せて造られたことが意味することなのである。」 ある方は、「独りでできないことが二つある。それは結婚とクリスチャンであることだ」と語っていたことを思い出します。 人は「交わりのDNA」を与えられているからこそ、主にある交わりの中で、初めて神さまが創られた人間らしく生きることが出来るのです。コロナ禍にあっても工夫しながら主にある交わりを大切にしたいものです。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
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