心の物語を書き換える

「あなたがたはこの世に倣ってはなりません。むしろ、心を新たにして自分を造り変えていただき、」(ローマ12:2)
 人間とは物語によって生きている被造物だと言われます。両親から物語を聞かされ成長してきました。それによって人生を解釈し、どうあるべきかを判断してきました。 “わたしは誰か”、“なぜわたしはここにいるのか”、“わたしは価値ある存在なのか” 、“大切なことは何か”、“成功者は誰か”というような大切な問いについての答えを、人生の早い時期から物語を通して獲得してきたのです。 そして、その物語の内容や正確さにかかわりなく、一度、それが私たちの心深く根付くと、多くの場合、死ぬまでその人の内に留まり、何かの拍子に、その物語のテープにスイッチが入って、私の心の中で回り始めることがあります。 例えば、そうした物語の典型が、「良い事が起こったら、次に悪い事が起こる」とか、「悪い事が起こったのは、罰が当たったからだ」とかです。こうした物語が私たちの人生を動かし続けることが多いのです。 ですから、正しい物語を獲得するということがどれだけ重要であるか、と言われるのです。  では、正しい物語って何でしょう。それはイエスさまが語られた「物語」です。まず、私の心の内側にある物語に気づくことができるならば、それをイエスさまが物語られたことと照らし合わせてみることです。 なぜならイエスさまは世界が創造される前からおられ、なおかつ永遠なる神の子で、誰もイエスさま以上に、神さまのこと、そのお方のご性質、また人に与えられた人生の意義について知ることなどできないからです。 イエスさまの物語られたことこそが真理なのです。イエスさまご自身こそが真理ですから。ですからすべての鍵はイエスさまの物語られたことを私たちの心に受け入れることにかかっているということなのです。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
ご感想は下まで(スマホ・パソコンの方向けです) forms.gle/9evgJCh9dK7HtiNz6
発行者名:高座教会 連絡先:info@koza-church.jp 住所:大和市南林間2−14−1

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA