御餅つきの日の思い出

「これらのことを話したのは、私の喜びがあなたがたの内にあり、あなたがたの喜びが満たされるためである。」(ヨハネ15:11)
 みどり幼稚園の御餅つきの日、私たち大人が餅つきを始めます。ある程度つき上がったところで子どもたちと交替します。 すると自信満々に袖をまくりあげた子どもたちが「よいしょ!」という掛け声を受け、真っ白なお餅めがけ、きねを振り下ろします。もちろん、きねは重いですから先生のお手伝いが必要なのですが…。 でも子どもたちは自分だけの力で餅つきをした気になっていて、みんなとても満足そうでした。 そんな時、昔のことを思い出しました。我が家でも、子どもが小さかった頃、食事づくりの手伝いをしたいと言って妻をてこずらせることがありました。そんなときでも忍耐づよく手伝わせると、「お母さんのお手伝いができた」と溢れるばかりの笑みを見せてくれるのです。 実際に「お手伝い」になったかどうかはあやしいところです。むしろ逆だったと思います。でも大好きなお母さんの食事づくりのお手伝いをした満足は、満面の笑みを見ればわかります。役に立てた喜び、やり終えた満足で心がいっぱいだったからです。 イエスさまも「神さまのお手伝い」をさせてくださるのです。イエスさまがしてしまえば、もっとスムーズに、もっとスマートにできたことでしょう。しかしその尊い働きに参加するようにとあなたを招き、あなたの心をやり遂げた満足感と役に立てた喜びで満たそうとしてくださるのです。そして、満たされたあなたの笑顔をご覧になり、イエスさまも喜び満足するのです。 あなたの心がイエスさまの喜びで満たされますようにと祈ります。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
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