心の羅針盤

「また、自分が幼い頃から聖書に親しんできたことをも知っているからです。この書物は、キリスト・イエスへの信仰を通して救いに至る知恵を与えることができます。」(2テモテ 3:15)
 ドイツのA・メルケル前首相は、著書、『わたしの信仰―キリスト者として行動する』の中で、こんなことを述べています。 「幸いなことに、キリスト教信仰は責任ある自由を可能にするだけではありません。キリスト教信仰は信頼を育て、新しい課題も克服できるという確信を得させてくれます。わたしたちは毎日それを行っているのです。 多くの事案があまりにもゆっくりとしか進まないと思う人がいるかもしれません。互いに陰で悪口ばかり言い合っていると思う人もいるでしょう。しかし、世界を良くしたいという共通の意志は確かに存在しているのです。 その限りで、わたしたちは正しい道を歩んでいます。それは、わたしたちに方向付けとなり支えとなる内面的な価値基準が与えられていることと関係があります。 これは賜物であり、これからの歳月もあなたやわたしに伴ってくれるものです―願わくは、わたしたちがこの賜物を豊かに正しく使うことができるといいのですが。この賜物は、今日のような創立記念日にだけ喜んで祝うというものではないのです。」 メルケル首相の本を読みながら、今朝の聖句が心に思い浮かびました。 「また、自分が幼い頃から聖書に親しんできたことをも知っているからです。この書物は、キリスト・イエスへの信仰を通して救いに至る知恵を与えることができます。」 クリスチャンになる以前、他人の目がすべてでした。でも聖書を読み続けるうちに、私の心の中に「内面的な価値基準」が与えられてきました。聖書が、人生という航海において欠かすことのできない「心の羅針盤」となったからです。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
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