気がつくと同調していた

「私が来たのは地上に平和をもたらすためだ、と思ってはならない。平和ではなく、剣をもたらすために来たのだ。」 (マタイ福音書10章34節)
 気がつくと同調していた・・・。 コロナの感染拡大の時、「同調圧力」という言葉が使われました。周囲の目が気になるからマスクをつけるということが、同調圧力の代表例になりましたね。でも、「大多数」に従うのは昔からのようです。多数の空気に従わないと「村八分」にしてきた歴史が日本にはありますから。「他人に良く思われたい」とか、「多数決と同じ理屈なのだから問題ないじゃないか」という「和」を尊ぶ日本人的な思いがありますね。日本の社会で上手に渡り歩こうとしていると、気がつくと同調していた・・・。いったい同調の正体って何なのでしょう。 イエスさまのいう平和(シャローム)とは、単に争いごとや戦争がない状態のことではありません。神さまと人との良い関係を意味します。イエスさまは、家族、友人、社会との「和」を越えた、すべての人の平和の為に十字架の愛を示してくださいました。それを福音といいます。「同調」という偽りの平和、見せかけの平和に対して、福音は神に従う兄弟姉妹の「和」を作り、世界を一致へと向かわせることができるのです。ですから、福音を否定することは世界の損失です。戦争に同調して「賛沢は敵だ」と頑なに守った日本の行き着いた先を思い出せば、「同調」が行き着く先は破滅であることが明らかです。イエスさまは、見せかけの平和に対して、剣をもたらすために来られました。私たちは福音という剣をもつ勇気を持ちたい。
《祈り》主よ、私はいつも大多数の中にうもれています。そこにいる方が安心です。ですが、時々あなたの言葉に心がざわめきます。このような私ですが、あなたの励ましと支えによって平和の使者として用いてください。
牧師 和田一郎
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