笑えない現実

「サラは言った。『神は私を笑わせてくださいました。』」 (創世記21章6節)
 新築ビルの自動ドアが壊れた。管理人は「コショウ」と張り紙を貼って業者さんを呼びに行ったのですが、来るのに時間がかかりました。ドアの様子を見にいくと「コショウ」の下に「シオコショウ」と誰かの落書き。業者がやっと来たのでイライラして一緒に見に行くと、「コショウ」「シオコショウ」の下に「シオコショウショウショウ」と別の字で何者かの落書き。二人は「ふっ」と笑いそうになったが、管理人は心の中で「ここで笑ってはクレームにならない」とこらえて、不機嫌な顔でクレームを口にしました。 今、私たちが生きているこの世の中は、「笑えない」現実がいろいろあります。しかし「嘲笑」とか「冷笑」はよく見かけます。そして、喜怒哀楽の豊かな人は自制の足りない人だと低く評価されがちな世の中です。 神さまは人間に、喜ぶ、怒る、哀しむ、楽しむ感情を与えてくださいました。私たち人間は神さまが創造された「極めて良いもの」を喜び、イエスさまが涙されたように、悲しむ者と、共に悲しむように造られたのです。私たち人間は自分の中にある感情を呼び覚まして大いに笑い、大いに涙を流せばいいのです。深く悲しむ人ほど大いに喜ぶことができる。たくさん涙を流す人ほど大いに笑うことができるのです。「共に生きる」者として隣人の思いに寄り添うことを、神さまはきっと喜ばれるのでしょう。
《祈り》主よ、あなたは「今泣いている人々は、幸いである あなたがたは笑うようになる。(ルカ 6:21)」と話されました。私は声をだして笑っていいのでしょうか? イエスさま、あなたの笑い声が聞こえてきそうです。
牧師 和田一郎
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