無名の弟子の一人として
「その後、主はほかに七十二人を任命し、ご自分が行こうとするすべての町や村に二人ずつ先にお遣わしになった。そして、彼らに言われた。『収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。』」 (ルカによる福音書10章1-2節)
この時のイエスさまと弟子たちは、ガリラヤからエルサレムに向けて移動しようとされていました。そこで12使徒とは別の無名の72人の弟子を二人一組にして町々へと送り出しました。宣教の旅を続けるイエスさまの先駆けとして派遣されたのです。「収穫は多いが、働き手が少ない。」つまり、救われる準備のできている人が多くいるというのです。そのためにも、自分たちだけで収穫をすると考えるな、他にも収穫のための働き手として、神様が備えて下さることを信じて祈りなさいと伝えているのです。 日本は伝道の難しい国だということをよく聞きます。教会は何のために存在するのか?と考えた時、カンバーランド長老教会の信仰告白には「神は宣教のために教会を立てられる」とありました。教会の本質は宣教だと宣言しているのです。なぜなら私たちはイエス・キリストその方を模範としているからです。イエスさまは具体的に人となってこの地上に来られ十字架に架かられ、人間の罪の代償となってくださり父なる神様との和解の道を開いてくださいました。その人生そのものが宣教でした。人を癒しました、教えました、子どもに微笑みかけ、過ちを叱り、議論もしました。そのどれもが宣教でした。このイエスさまを模範とするのが教会です。あるキリスト者の言葉があります。 「キリストは決してこの歴史の世界、我々の現実とほどほどに接触するという生き方をなさったのではないのであって、歴史のただ中に、罪の現実の中に入り込まれたのですから、私たちもまたキリストにならう者として、この世のただ中に入っていかなければならない。これが私たちが十字架を負ってキリストに従うことであり、『受肉の信仰』を受け入れ、そして私たち自身の信仰が『受肉する』ということなのであります。それはこの世に対して、積極的に取り組むということを意味していると言わなければなりません。」 (隅谷三喜男『日本の信徒の「神学」』) イエスさまは、無名の七十二人の弟子たちを派遣されました。私たちも無名の弟子です。イエスさまを伝えるために派遣された先駆けの一人なのです。
《祈り》神さま、この小さな宣教者である私を支えてください。神さまが豊かな実りを備えて下さっていることを信じて、喜びの使者として派遣されますように。
牧師 和田一郎
ご感想は下まで(スマホ・パソコンの方向けです) forms.gle/EkE9N8gDaJQ7ee2L9
発行者名 高座教会 www.koza-church.jp/
この時のイエスさまと弟子たちは、ガリラヤからエルサレムに向けて移動しようとされていました。そこで12使徒とは別の無名の72人の弟子を二人一組にして町々へと送り出しました。宣教の旅を続けるイエスさまの先駆けとして派遣されたのです。「収穫は多いが、働き手が少ない。」つまり、救われる準備のできている人が多くいるというのです。そのためにも、自分たちだけで収穫をすると考えるな、他にも収穫のための働き手として、神様が備えて下さることを信じて祈りなさいと伝えているのです。 日本は伝道の難しい国だということをよく聞きます。教会は何のために存在するのか?と考えた時、カンバーランド長老教会の信仰告白には「神は宣教のために教会を立てられる」とありました。教会の本質は宣教だと宣言しているのです。なぜなら私たちはイエス・キリストその方を模範としているからです。イエスさまは具体的に人となってこの地上に来られ十字架に架かられ、人間の罪の代償となってくださり父なる神様との和解の道を開いてくださいました。その人生そのものが宣教でした。人を癒しました、教えました、子どもに微笑みかけ、過ちを叱り、議論もしました。そのどれもが宣教でした。このイエスさまを模範とするのが教会です。あるキリスト者の言葉があります。 「キリストは決してこの歴史の世界、我々の現実とほどほどに接触するという生き方をなさったのではないのであって、歴史のただ中に、罪の現実の中に入り込まれたのですから、私たちもまたキリストにならう者として、この世のただ中に入っていかなければならない。これが私たちが十字架を負ってキリストに従うことであり、『受肉の信仰』を受け入れ、そして私たち自身の信仰が『受肉する』ということなのであります。それはこの世に対して、積極的に取り組むということを意味していると言わなければなりません。」 (隅谷三喜男『日本の信徒の「神学」』) イエスさまは、無名の七十二人の弟子たちを派遣されました。私たちも無名の弟子です。イエスさまを伝えるために派遣された先駆けの一人なのです。
《祈り》神さま、この小さな宣教者である私を支えてください。神さまが豊かな実りを備えて下さっていることを信じて、喜びの使者として派遣されますように。
牧師 和田一郎
ご感想は下まで(スマホ・パソコンの方向けです) forms.gle/EkE9N8gDaJQ7ee2L9
発行者名 高座教会 www.koza-church.jp/

