神さまが託された働きに向かう姿勢

「どうか、”霊“によるあらゆる知恵と理解によって、神の御心を十分悟り、すべての点で主に喜ばれるように主に従って歩み、あらゆる善い業を行って実を結び、神をますます深く知るように。」
(コロサイ1:9−10)

 ほかの人から聞いた話です。

 3人の人が、レンガを積んでいました。ある人が、その3人に同じ質問をします。
「あなたは何をしているのですか?」
 最初に聞かれた人は、少しムッとして答えました。「見ればわかるだろ。レンガを積んでいるんだよ」と。
 2人目の人は「このレンガで、塀をつくっているんだよ」と、答えました。
 3人目の人は目をキラキラ輝かせながら次のように答えました。
「よく聞いてくれました。私は学校をつくっているのです。子ども達の夢と笑顔が溢れる学校をつくっているのです。学校ができると、たくさんの子ども達が幸せになれる。
子ども達の夢が詰まった学校をつくれることが、本当に幸せなんだ。」

 おもしろいですね。3人は全く同じ仕事をしているにもかかわらず、仕事に対する考え方が違います。同じ仕事でも、ある人はめっちゃつまらないと思いながらやって、つまらない時間を過ごしている。
ある人はワクワクしながら、楽しんで充実した時間を過ごしている。
 本当はつまらない仕事なんて、ないのかもしれない。仕事をつまらなくする考え方があるだけで…。
 どこか聖書の教えとつながる感じがしました。サタンは、私たちが携わっている働きが意味のないつまらないもののように感じさせる名人です。
もしかしたら、今のあなたは、そうした誘惑を感じているかもしれません。
そのような時、その仕事が神さまから託された意味ある働きであることを覚えながら、もう一度、あなた自身の、その働きに対する姿勢をチェックしてみてください。

 今日一日、主にあって健やかにしなやかに歩まれますように!

 いってらっしゃい。

 牧師 松本雅弘

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