「あなたがいてくれて、本当によかった」

「いつも、塩で味付けされた快い言葉で語りなさい。そうすれば、一人一人にどう答えるべきかが分かるでしょう。」(コロサイ4:6)

首都圏の緊急事態宣言は、もう少し続くのでしょうか。
お誕生日のはがきを投函しに郵便局に行きましたら、「先生!」と聞きなれた声が聞こえてきました。教会のSさんです。自粛しながらも、時々、運動のために歩いておられるそうです。久しぶりにお会いできて、何かとても嬉しくなりました。
ある人がこんな話をしていました。
私たちが交わす、日常の会話では、起こっている出来事、いましている事柄、あるいはこれからしようとする計画について分かち合うことが多い。
「何しているの?」とか「忙しい?」と尋ねては、日々の出来事を分かち合うように求めているのではないか、と。
でも、心の奥底から私たちが求めていることは、「何しているの?」とか「忙しい?」という問いかけではなくて、
「あなたのこと、気にかけていたよ」とか「会いたかった」とか、「あなたが元気で、本当によかった」とか、そうした言葉なのではないか、と。
コロナの影響で、物理的な「三密」を避けることが、霊的な交わりをも希薄にしてしまう恐れも感じます。
教会でも電話をかけあったり、ラインをしたり、場合によってはズームを使って顔を見ながら交わったり、いろいろな工夫をしてみてはいかがでしょうか。
そして、「あなたのこと、気にかけていたよ」とか、「声が聞けてよかった」とか、「あなたが元気で、本当によかった」とか、そうした言葉かけが互いに出来たら素晴らしいですね。
今日、あなたの身近な方に、電話でも、メールでも、ラインでも、それをしてみたらいかがでしょうか。少し照れ臭いかもしれませんが、でも声をかける前に、心の中でイエスさまに祈ってください。
そうすれば、必ず勇気を与えてくださるはずですから。

いってらっしゃい。

牧師 松本雅弘

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