願書配布日に寄せて

「そして、子どもたちを抱き上げ、手を置いて、祝福された。」(マルコ10:16)

 今日は、みどり幼稚園の願書配布日です。イエスさまに招かれる子どもたちで、みどり幼稚園が一杯になり、笑顔と喜びに溢れる園として用いられるようにお祈りください。
さて、イエスさまは常に大勢の人に囲まれていました。そこに赦しがあったからです。受け入れられている雰囲気に満ちていました。
イエスさまのお話を聞きたいとやって来た人。病気を治してもらい、悲しい心を慰めてもらいたいと思って来た人もいました。みんなイエスさまから歓迎されていることを肌で感じることができました。
子どもたちにもそれが分かっていました。イエスさまは子どもたちを抱き上げ、手を置き、祝福されたと聖書は伝えています。
実はここにいつもお話する《子育ての3つのポイント》があるのです。

第1に「抱き上げる」。スキンシップです。抱き上げられた子どもは、自分の存在を相手に任せる経験によって人を信頼する能力、外界への信頼感が培われていくと言われます。
〈人を信頼していい/自分を任せてもいい〉という信頼感です。その結果、冒険心もわいてきます。自分を発揮することができるのです。

第2に「手を置く」。これは祈りです。「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です」とパウロは教えています(1コリント3:6)。
本当の意味で子どもを成長させてくださるお方は神さまです。ですからそのお方に祈るのです。

第3に「祝福する」。ほめることです。何かを見つけてほめます。その子であることを認めることです。ほめられることにより、ありのままの自分自身と向き合う力が湧いてきます。

最後に一言。イエスさまは子どもたちだけでなく、あなたに対して同じことをしてくださっているのをご存じでしょうか?あなたも大切な神の子どもなのですから!

 いってらっしゃい。

 牧師 松本雅弘

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