時を用いることについて

「時をよく用いなさい。今は悪い時代なのです。」(エフェソ5:16)

 11月になりました。2020年もあと残すところ2か月となりました。昨年の今頃、だれがこのような年になると想像したでしょうか。
今日の聖句に「今は悪い時代なのです」とありますが、確かに難しい時代であることは確かです。そうした中、今日の聖句は、「時をよく用いなさい」と勧めています。直訳すれば「時を買占めなさい」となります。
人生には良い時も悪い時もあります。大きく用いられる時もあり、またさえない時もあります。今はコロナ禍にあり、経済的に厳しい方々も多くおられると思います。病気の時があり健康に恵まれる時もあるでしょう。
それがどのような時であろうと、神さまと出会う「特別な時」として、今という全ての時を、信仰を学ぶために役立てていきなさいと、聖書は勧めています。
良いことが起こったら、「神さま、ありがとうございます!」と祈って、神さまに栄光を帰すことで信仰を学びます。逆に好ましくないことが起こったならば、へりくだって、「イエスさま、こんなことが起こり大変困っています。
あなたは耐えられない試練には遭わせず、必ず逃れの道を備えてくださると約束してくださいました。主よ、どうぞ導きをお与えください」と祈って、主に期待していくのです。
このようにして、信仰のために全ての時を用いていくのです。これが「時を用いる」クリスチャンの生き方です。
ところで、今、あなたは良いと思える時を過ごしていますか?それとも悪いと感じる時の中におられますか?そうした今の時を、神さまと出会う特別な時として生かしてみてください。
万事を益としてくださる神さまのお守りと祝福が、今日、あなたから決して離れませんように!

 いってらっしゃい。

 牧師 松本雅弘

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