福音の種まき

「すると、『主よ、救われる人は少ないのでしょうか』と言う人がいた。イエスは一同に言われた。『狭い戸口から入るように努めなさい。言っておくが、入ろうとしても入れない人が多いのだ。』」(ルカ13:23−24)
 先日、教会員の方から「お寺には未来があるか」という毎日新聞の切り抜きをいただきました。そこには仏教界においても、私たちキリスト教の世界と共通する、「教職者不足」、それに伴う一人の住職が複数の寺を兼務する「兼務寺院」、さらに従来の制度やシステムが通用しない現実等々があることを改めて知らされました。 ご存じの通り、日本におけるクリスチャンの総人口は、カトリックやプロテスタント、その他、全てを含めて1%に満たない状況があります。 以前、あるセミナーに参加した際、耳を疑うような話を聞いたことがあります。 「毎年、北米に仕事や勉強でやって来た日本人の受洗者数が、日本全体の教会での洗礼者数を上回る現実がある」。 こうした現実を知らされる時、今日の聖句にもあるように、私たちも「主よ、救われる人は少ないのでしょうか」と問いたくなってしまいます。 さて、こうした問いかけに対する主イエスの答えは何でしょうか。 主イエスは語られます。「狭い戸口から入るように努めなさい」。そうです。「扉はまだ閉じられていない」のです。ですから、今、この時、私たちがすべきことがまだ残されているのです。 今度の日曜日は、秋の歓迎礼拝の最終日となります。和田先生が、「種を撒く人ってどんな人?」と題してお話されます。祈りつつ、私たちの家族や友人を、30日の、その礼拝にお誘いしてはいかがでしょうか。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘
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