真実でまっすぐな祈り

「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。叩きなさい。そうすれば、開かれる。誰でも、求める者は受け、探す者は見つけ、叩く者には開かれる。」（マタイ７：７−８）
　ある時、ギリシャ人の女が自分の娘が悪霊に取りつかれているので、追い払って欲しいと願いました。主は、少し突き放すように、「私は、イスラエルの家の失われた羊のところにしか遣わされていない」とお答えになりました。 ところが、女は引き下がりません。「主よ、どうかお助けください」と食い下がると、イエスさまは再度、「子どもたちのパンを取って小犬にやってはいけない」と言われるのです。でも、女は必死でした。「主よ、ごもっともです。しかし、小犬も主人の食卓から落ちるパン屑はいただくのです。」と言ったのです。 必死に願い、必死に主イエスさまに期待している彼女の姿をご覧になったイエスさまは、「女よ、あなたの信仰は立派だ。あなたの願いどおりになるように。」と言われ、 マタイ福音書を見ますと、「その時、娘の病気は癒やされた。」と記述されています。 　こうした聖書の箇所を読みますと、真実でまっすぐな祈りがいかにイエスさまの心を揺さぶるかを教えています。なぜなら、願いとしての祈りというのは、願うお方に対しての信頼の表明、信仰の告白にほかならないからです。
いってらっしゃい。
牧師　松本雅弘
ご感想は下まで（スマホ・パソコンの方向けです） forms.gle/j3zkw1Rccd6Y1bSg6
発行者名：高座教会 連絡先：info@koza-church.jp 住所：大和市南林間２−１４−１