聖別された日曜日

「ヘブライ人の神、主が、私をあなたのもとに遣わして、『私の民を去らせ、荒れ野で私に仕えさせよ』と命じられた。」 (出エジプト記 7章16節)
 日曜日の礼拝は、日常の生活から切り離されて人と共に仕えることです。  オンラインの礼拝が普及して、「礼拝はオンラインで見ています」という言葉をよく耳にするようになりました。しかし、礼拝の本質は出エジプト記にもあるように、日常の煩わしい生活から切り離されて、聖日に神の御前に仕えることにあります。「仕える(サービスservice)」という言葉は「礼拝する」ことを現す言葉でもあります。ですから英語で礼拝のことを「礼拝奉仕worship service」と言うそうです。 エジプトに住んでいたヘブライ人たちは、奴隷として働かされていました。エジプトという国のために働かされていたのです。エジプトの中で神様を礼拝することも、できたのかも知れません。しかし、主なる神はエジプトの奴隷でありながら神を礼拝するのではなく、煩わしい生活から切り離して、「私の民」「聖なる国民」として神さまと向き合えるようにしてくださったのです。神様のために特別に切り離すことを「聖別」されると言います。日曜日は、礼拝という聖なる領域において、聖とされる恵みを味わっていきましょう。
《祈り》神さま、あなたは聖なる日を祝福し、これを聖別されました。私を社会や組織の奴隷から切り離し、主日共同の礼拝において、一人の神の民として聖なる者へとしてくださいます。そして主よ、あなたの「聖」を身にまとい世の中へと送り出して下さいますように。
牧師 和田一郎
ご感想は下まで(スマホ・パソコンの方向けです) forms.gle/EkE9N8gDaJQ7ee2L9
発行者名:高座教会 連絡先:info@koza-church.jp 住所:大和市南林間2−14−1