敵か?味方か?
「キリストは、ご自分において二つのものを一人の新しい人に造り変えて、平和をもたらしてくださいました。」 (エフェソの信徒への手紙2章15節)
敵か?味方か? 人は敵と味方という二つのものをつくる性質があります。 そして、私たちの世界にはいろいろな対立がありますね。家庭や職場での対立、民族や国同士の対立もあります。両者を対立させる原因に「自分は正しい」という思いがあるのではないでしょうか。イエスさまを十字架に架けた人たちも、自分の正しさに従ってそうしたのです。自分は正しいのだから相手は間違っている、そのような見方をしてしまうのです。実はどちらも正しかったり、どちらも間違っていたりしても、自分の正しさで相手を支配しようとしてしまう。自分が造り上げてきたことの正しさ、語ってきたことの正しさ、自分の思いや主張に縛られて、大切な隣人への理解ができずに袋小路に迷い込んでしまう。そんな束縛から解放してくださったのがイエス・キリストです。イエスさまは罪を犯さず正しく生きた方でした。その正しさを振りかざすことなく十字架に架かってくださいました。キリストの平和というのは、当時理解し合えなかったユダヤ人と異邦人という二つのものを、同じ人間として一つにしてくださった恵みです。神の前ではすべての人は分け隔てなく大切な隣人同士とされました。もはや敵も味方もなくなり、人と人との和解が一人の救い主を信じることによって成就される、それがキリストの平和です。
《祈り》主よ、この私が自分の正しさを振りかざすことなく、神さまに委ねることができますように、正しさは、この私ではなく主が定めてくださいます。
牧師 和田一郎
ご感想は下まで(スマホ・パソコンの方向けです) forms.gle/EkE9N8gDaJQ7ee2L9
発行者名:高座教会 連絡先:info@koza-church.jp 住所:大和市南林間2−14−1
敵か?味方か? 人は敵と味方という二つのものをつくる性質があります。 そして、私たちの世界にはいろいろな対立がありますね。家庭や職場での対立、民族や国同士の対立もあります。両者を対立させる原因に「自分は正しい」という思いがあるのではないでしょうか。イエスさまを十字架に架けた人たちも、自分の正しさに従ってそうしたのです。自分は正しいのだから相手は間違っている、そのような見方をしてしまうのです。実はどちらも正しかったり、どちらも間違っていたりしても、自分の正しさで相手を支配しようとしてしまう。自分が造り上げてきたことの正しさ、語ってきたことの正しさ、自分の思いや主張に縛られて、大切な隣人への理解ができずに袋小路に迷い込んでしまう。そんな束縛から解放してくださったのがイエス・キリストです。イエスさまは罪を犯さず正しく生きた方でした。その正しさを振りかざすことなく十字架に架かってくださいました。キリストの平和というのは、当時理解し合えなかったユダヤ人と異邦人という二つのものを、同じ人間として一つにしてくださった恵みです。神の前ではすべての人は分け隔てなく大切な隣人同士とされました。もはや敵も味方もなくなり、人と人との和解が一人の救い主を信じることによって成就される、それがキリストの平和です。
《祈り》主よ、この私が自分の正しさを振りかざすことなく、神さまに委ねることができますように、正しさは、この私ではなく主が定めてくださいます。
牧師 和田一郎
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