見上げてごらん、竿の先を

「モーセは青銅の蛇を造り、竿の先に掛けた。蛇が人をかんでも、その人が青銅の蛇を仰ぎ見ると、生き延びた。」 (民数記 21章9節)
 世界中の救急車や救急医療の現場に使われるシンボルは、ヘビが巻き付いた杖です。 「あれはモーセの青銅のヘビだなぁ」と思っていましたが、実はギリシア神話が起源とのこと。しかし「そのギリシア神話の起源は・・・」と思いたくなるほど、この救急医療のシンボルと青銅のヘビは重なります。 エジプトで奴隷とされていたイスラエルの民は、モーセに導かれて脱出(出エジプト)します。しかし、約束の地カナンにたどり着くまで40年もかかりました。途中人々はその旅に耐えることができなかった。それはやがて不満の声となって「なぜ、われわれをエジプトから連れ出して、荒れ野で死なせようとするのですか。」と解放されたことを忘れて不平不満を口にした。それに怒った神は人々に炎の蛇を送り、かまれた人は死にました。そこでモーセは神に祈り、神の言葉に従って青銅で蛇を造り竿の先に上げました。蛇が人をかんでも青銅の蛇を仰ぐと生き延びたのです。炎の蛇を取り去ってくだされば、それでよかったのですが、何故かそのようにされたのです。 イエスさまは、「モーセが荒れ野で蛇を上げたように、人の子も上げられねばならない。 それは、信じる者が皆、人の子によって永遠の命を得るためである。(ヨハネ書3:14.15 )」と言われました。そしてそれは、イエスさまの十字架が、モーセが上げた青銅の蛇と同じく、罪に陥った者に赦しを与えるものだからです。青銅の蛇を見上げた者が救われたように、上げられた人の子を見上げて信じる者は、永遠の命を得るのです。
《祈り》主よ、私たちの周りにはサタンがいます。サタンは炎の蛇のような毒をもっているのです。どうか、取り除いて欲しいのです。しかし、主よ、あなたは示されました。十字架の主を見上げなさいと。
牧師 和田一郎
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