香りを届けよう

「神は、キリストにあって、いつも私たちを勝利の行進に連ならせ、私たちを通して至るところに、キリストを知る知識の香りを放ってくださいます。」 (コリントの信徒への手紙二 2章14節)
 うちの庭にチェリーセージが植えてある。花に触れると手が香水をつけたように素晴らしい香りがする。息子がヨチヨチ歩きの頃から、その手を鼻にかざして「いい匂いでしょ?」とやっていた。幼稚園の前にもチェリーセージがあって、息子が友だちとチェリーセージの周りに群がっていた。「ほら、いい匂いでしょ?」と同じことをやっている。しばらくすると「ほら、美味しいでしょ?」と食べ始めた。蜜が甘くて美味しいのだ。 散歩していると、ふと花の香りが漂ってきて思わず足を止めることがある。その香りに季節の変わり目を感じます。花のことはよく分かりませんが、そういう風情がなんともいえない。 パウロは、キリストの香りが漂う人でした。自分のことをキリストを知る知識の香りを漂わす「よい香り」と表現しています。パウロはこの時、コリント教会から「使徒」という立場に疑いをかけられていました。その弁明をこの言葉で書き始めているのですが、使徒という者は「キリストの香りを放つ人」だと麗しい表現を用いているのですね。 「ほら、いい匂いでしょ?」この町にキリストの香りが漂うように、その香りを身にまとっていきましょう。
《祈り》主よ、あなたが私たちを愛して、ご自分を香りのよい供え物として、神に献げてくださったことを感謝します。私たちが、その主の香りをまとい、周りの人々に麗しさを届けることができますように力づけてください。
牧師 和田一郎
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