【小グループについて】(信仰の基本シリーズ7信仰生活②)
全7シリーズ 各3回 月曜-水曜
「イエスが山に登って、これと思う人々を呼び寄せられると、彼らは御もとに来た。そこで、十二人を任命し、使徒と名付けられた。彼らを自分のそばに置くため、また、宣教に遣わし、悪霊を追い出す権能を持たせるためであった。」 (マルコによる福音書3章13-15節)
イエスさまには、弟子と呼ばれる人たちが数十人いたのですが、その中の十二人を選び小グループを作りました。十二人をそばにおいて寝食を共にし、神について教え、宣教のために派遣し、最後の晩餐の食事をしたのは、この十二人の小グループでした。そのイエスさまに倣って使徒たちは、神殿という決まった場所で大人数が集まる礼拝から、小さな群れとなって家の教会で礼拝するようになりました。 小グループの中で一人一人が養われ、次世代のリーダーが育ち、教会が地中海全域に広がっていったのです。小グループの恵みは、少人数だと発言しやすいこと、相手に心を開きやすいこと、一人では続けるのが難しいことでもグループだと励まし合えることなどがあります。 「相手を知ると同時に自分が知られ、世話をすると同時にこちらも世話をされ、赦すと同時に自分も赦され、愛すると同時に愛される」(H.ナウエン)。ですから教会では小グループ活動を大切にしています。すべての信徒が、勉強会、祈り会、奉仕活動などの小グループに加わることによって「だれも一人ぼっちにならない」教会となるのです。 小グループの働きで大切なことの一つはもてなすことです。パウロはいろいろな町を訪れましたが、いつも現地の信徒の家に滞在していました。カイサリアではフィリポの家、エルサレムではムナソンの家でした。ヘブライ人の手紙は「兄弟愛をいつも持っていなさい。旅人をもてなすことを忘れてはなりません。」(13:1-2)と伝えています。ですから新しく教会に加わった人を、小グループでもてなすのです。
《祈り》神さま、イエスさまが、弟子たちを小さなグループとして愛情を込めてお育てになったように、私たちも心を解き放った親しい交わりをもって、成長していくことができますように。
牧師 和田一郎
ご感想は下まで(スマホ・パソコンの方向けです) forms.gle/EkE9N8gDaJQ7ee2L9
発行者名 高座教会 www.koza-church.jp/
「イエスが山に登って、これと思う人々を呼び寄せられると、彼らは御もとに来た。そこで、十二人を任命し、使徒と名付けられた。彼らを自分のそばに置くため、また、宣教に遣わし、悪霊を追い出す権能を持たせるためであった。」 (マルコによる福音書3章13-15節)
イエスさまには、弟子と呼ばれる人たちが数十人いたのですが、その中の十二人を選び小グループを作りました。十二人をそばにおいて寝食を共にし、神について教え、宣教のために派遣し、最後の晩餐の食事をしたのは、この十二人の小グループでした。そのイエスさまに倣って使徒たちは、神殿という決まった場所で大人数が集まる礼拝から、小さな群れとなって家の教会で礼拝するようになりました。 小グループの中で一人一人が養われ、次世代のリーダーが育ち、教会が地中海全域に広がっていったのです。小グループの恵みは、少人数だと発言しやすいこと、相手に心を開きやすいこと、一人では続けるのが難しいことでもグループだと励まし合えることなどがあります。 「相手を知ると同時に自分が知られ、世話をすると同時にこちらも世話をされ、赦すと同時に自分も赦され、愛すると同時に愛される」(H.ナウエン)。ですから教会では小グループ活動を大切にしています。すべての信徒が、勉強会、祈り会、奉仕活動などの小グループに加わることによって「だれも一人ぼっちにならない」教会となるのです。 小グループの働きで大切なことの一つはもてなすことです。パウロはいろいろな町を訪れましたが、いつも現地の信徒の家に滞在していました。カイサリアではフィリポの家、エルサレムではムナソンの家でした。ヘブライ人の手紙は「兄弟愛をいつも持っていなさい。旅人をもてなすことを忘れてはなりません。」(13:1-2)と伝えています。ですから新しく教会に加わった人を、小グループでもてなすのです。
《祈り》神さま、イエスさまが、弟子たちを小さなグループとして愛情を込めてお育てになったように、私たちも心を解き放った親しい交わりをもって、成長していくことができますように。
牧師 和田一郎
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