告白

「実に、人は心で信じて義とされ、口で告白して救われるのです。」 (ローマの信徒への手紙10章10節)
 小学2年生の息子が、学校で一通の手紙を受け取りました。「家に帰ったら読んで」と言われましたが、待てない息子は学校のトイレでこっそり開けてしまったそうです。そこには、「好きだから付き合ってください」というまっすぐな言葉。そして息子はどうしたかというと、「親に相談してみるわっ!」と返事をして、そのまま手紙も返してしまったのです。 数週間が過ぎ、何の反応もない息子にしびれを切らしたのか、女の子は「この前のはドッキリだからね!」と言って、このやりとりは冗談として終わってしまいました。小学校低学年の男の子は、自分の感情を言葉にするのが苦手ですが、女の子は積極的に相手に届けることができるのですね。 信仰も、その人の心、思い、言葉、態度に表れていくものです。「心で信じて義とされる」とは、神さまに受け入れられ、赦されているということ。これは信仰義認の確かな真理です。 しかし、信仰はそこで終わりません。続けて聖書は「口で告白して救われる」と語ります。それは、信仰の結果として現れる実践であり、完成形です。つまり「告白」が義とされるための条件になるのではなく、義とされた信仰が外側にあふれ出た姿です。心で神に出会い、言葉と生き方でその出会いを表していくこと。静かな心の中の確信が、やがて言葉となり、態度となり、人生の生き様となって実っていくのです。
《祈り》神よ、あなたは、私たちが心で信じることを喜んでくださるだけでなく、その信仰が言葉となり、態度となり、日々の歩みとなって表れていくことを望んでおられます。 口で告白するその一歩が、あなたとの関係を深めることになりますように。
牧師 和田一郎
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