終戦とはいつのことか
「わたしはあなたがたに平安を残します。わたしはあなたがたにわたしの平安を与えます。わたしが与えるのは、世が与えるのとは違います。あなたがたは心を騒がせてはなりません。」 (ヨハネによる福音書14章27節)
「終戦とはいつのことか」と尋ねられれば、多くの人は「1945年8月15日」と答えるでしょう。玉音放送が流れ、人々は戦争の終わりを知りました。人々はようやく死の恐怖から解放されると期待しました。その日、日本は戦後へと歩み始めたのです。 しかし、本当に戦争はその日で終わったのでしょうか。北海道の北、樺太ではソ連軍の侵攻が続いていました。女性や子ども、老人、病人を乗せた引揚船の3隻が8月22日、北海道・留萌沖でソ連潜水艦の攻撃を受けます。およそ1700人もの尊い命が失われ、遺体は北海道の海岸へと流れ着きました。終戦から一週間後の出来事です。さらにシベリアへ抑留された数十万人の日本兵は、厳しい強制労働を強いられ、最後の引き揚げ船は1956年でした。戦闘状態が終わっても、戦争による苦しみ痛みは続いていたのです。 イエスさまは言われます。「わたしはあなたがたにわたしの平安を与えます。」この世が与える平和とは、戦争が終わることです。それは大切ですが、主イエスが与える平安は、どのような状況の中でも神が共にいてくださるという確かな平安です。だからこそ、弟子たちは迫害の中でも歩み続けることができました。 今年も8月15日に終戦記念日を迎えます。人間の努力によって戦争を止めることはできても、人間の心から憎しみや恐れを取り除くことは難しいことです。ですから、まず「戦争をしない」と心に刻みたいのです。終戦の日は、歴史の一日として覚えます。キリストが与えてくださる平安を受けた私たちは、家庭で、職場で、地域で、祈りたいと思います。世界から戦争がなくなることを。
《祈り》平和の主なる神さま。戦争によって深い悲しみや傷を負った方々を覚えます。今なお世界の各地で争いが続き、恐れと悲しみの中にいる人々がいます。どうか一日も早く戦いを終わらせ、主の平安を満たしてください。「わたしの平安を与える」と約束してくださった、主イエスのお名前によってアーメン。
牧師 和田一郎
ご感想は下まで(スマホ・パソコンの方向けです) forms.gle/EkE9N8gDaJQ7ee2L9
発行者名 高座教会 www.koza-church.jp/
「終戦とはいつのことか」と尋ねられれば、多くの人は「1945年8月15日」と答えるでしょう。玉音放送が流れ、人々は戦争の終わりを知りました。人々はようやく死の恐怖から解放されると期待しました。その日、日本は戦後へと歩み始めたのです。 しかし、本当に戦争はその日で終わったのでしょうか。北海道の北、樺太ではソ連軍の侵攻が続いていました。女性や子ども、老人、病人を乗せた引揚船の3隻が8月22日、北海道・留萌沖でソ連潜水艦の攻撃を受けます。およそ1700人もの尊い命が失われ、遺体は北海道の海岸へと流れ着きました。終戦から一週間後の出来事です。さらにシベリアへ抑留された数十万人の日本兵は、厳しい強制労働を強いられ、最後の引き揚げ船は1956年でした。戦闘状態が終わっても、戦争による苦しみ痛みは続いていたのです。 イエスさまは言われます。「わたしはあなたがたにわたしの平安を与えます。」この世が与える平和とは、戦争が終わることです。それは大切ですが、主イエスが与える平安は、どのような状況の中でも神が共にいてくださるという確かな平安です。だからこそ、弟子たちは迫害の中でも歩み続けることができました。 今年も8月15日に終戦記念日を迎えます。人間の努力によって戦争を止めることはできても、人間の心から憎しみや恐れを取り除くことは難しいことです。ですから、まず「戦争をしない」と心に刻みたいのです。終戦の日は、歴史の一日として覚えます。キリストが与えてくださる平安を受けた私たちは、家庭で、職場で、地域で、祈りたいと思います。世界から戦争がなくなることを。
《祈り》平和の主なる神さま。戦争によって深い悲しみや傷を負った方々を覚えます。今なお世界の各地で争いが続き、恐れと悲しみの中にいる人々がいます。どうか一日も早く戦いを終わらせ、主の平安を満たしてください。「わたしの平安を与える」と約束してくださった、主イエスのお名前によってアーメン。
牧師 和田一郎
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