喜ぶ心は健康を生む

「喜んでいる心は健康を良くし、 打ちひしがれた霊は骨を枯らす。」 (新改訳2017) (箴言 17章22節)
 アメリカで行われた「ナン・スタディ(修道女研究)」は、修道院で生活する修道女たちの「心のあり方と健康」との関係を調べたものでした。彼女たちが20代に書いた日記や手紙の文章に「嬉しい」「感謝」「喜び」といった前向きな言葉が多かったグループは80歳以上になったとき90%近くが存命し、「悲しい」「不安」「疲れる」などネガティブなグループの人は34%しか生きていなかった。健康状態にも大きな違いがあり、同じ生活環境、同じ食事、同じ祈りの生活を送っていてもポジティブな人は健康的に生きていました。「気の持ちようは、人生を左右する」ようです。 旧約聖書の箴言(しんげん)は「喜んでいる心は健康を良く」すると教えてくれます。しかし、その喜びとはポジティブ思考ではありません。それは神さまに信頼する心から生まれるものです。だからこそ、使徒パウロは言いました。「主にあって、常に喜びなさい」。この「主にあって」という言葉が大切です。状況が喜ばしいから喜ぶのではなく、主イエスが共におられるから喜ぶのです。 苦しみの最中にあっても、「今は分からないけれど、神様はこの出来事にも意味を持たせてくださる」と信じる者の心には、不思議な光が灯ります。祈りながら不安を神にゆだねる者の心には、理解を超えた平安が広がります。そして、小さな恵みに気づく者の言葉には、自然と「嬉しい」「ありがとう」「主よ、感謝します」という言葉があふれ出します。 新しくされたキリスト者の生き様とは、喜びと感謝に根ざした生き方です。主に支えられた明るい心は、自分を生かし、隣人をも生かす「良い薬」となるのです。
《祈り》主よ、あなたがおられるから、私は喜びます。感謝します。主にある喜びこそ、私たちの心を新しくし、世界を見る目を変える始まりとなると信じます。
牧師 和田一郎
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