その日が来るのを早めなさい?
「神の日の来るのを待ち望み、それが来るのを早めなさい。 その日には、天は燃え尽き、自然界の諸要素は火で溶け去ってしまいます」 (ペトロの手紙二3章12節)
聖書には、ときどき耳を疑う言葉があります。この言葉もその一つです。歴史を支配し、終末の時を定めておられるのは神さまです。それなのに、なぜ私たちが「神の日(終わりの日)」を早めることができるのでしょうか。 その答えは、神の忍耐と愛にあります。イエスさまが再臨されて終末の日を迎えると、今の世界が終わり、神の裁きが行われ、新しく神の愛に満ちた世界が完成されます。ですから終末は、単なる世界の破滅ではなく、救いを完成してくださる希望の日です。しかし、2千年以上「終わりの日」が来ないのは「人が一人も滅びないで、すべての人が悔い改めるように」と願っておられるからです(同3章9節)。今も歴史が続いているのは、神が一人でも多くの人を救いたいと願っておられるからなのです。 「神の日を早める」とは、終末への恐怖をあおったり、人間の力で神の時間を動かしたりすることではありません。神の御心に従って生きることです。 その第一は、「聖なる生活と信心深い生活」(同3章11節)を送ることです。私たちが神を畏れ、互いに愛し、赦し、助け合う時、そこに神の国の姿が表されます。その歩みは、やがて完成する神の国を、今ここで先取りするものです。 第二は、福音を伝えることです。イエスさまは、福音が全世界に宣べ伝えられ、「それから、終わりが来る」と言われました(マタイ24章14節)。言葉と行いによってキリストの愛を届け、宣教の働きに加わることが、神の日を早めることにつながります。 神の日を待ち望むとは、未来の破滅を恐れて待つことではありません。神の救いが完成する日を喜びつつ、今、神さまの働き手として生きることです。今日、私たちは誰に神の愛を届けることができるでしょうか。
《祈り》愛と忍耐に富んでおられる神様。あなたから与えられた今日という恵みの時を感謝します。言葉と行いによってキリストの愛を伝える者としてください。神の日を恐れるのではなく、希望をもって待ち望み、神の国を指し示して歩むことができますように。
牧師 和田一郎
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発行者名 高座教会 www.koza-church.jp/
聖書には、ときどき耳を疑う言葉があります。この言葉もその一つです。歴史を支配し、終末の時を定めておられるのは神さまです。それなのに、なぜ私たちが「神の日(終わりの日)」を早めることができるのでしょうか。 その答えは、神の忍耐と愛にあります。イエスさまが再臨されて終末の日を迎えると、今の世界が終わり、神の裁きが行われ、新しく神の愛に満ちた世界が完成されます。ですから終末は、単なる世界の破滅ではなく、救いを完成してくださる希望の日です。しかし、2千年以上「終わりの日」が来ないのは「人が一人も滅びないで、すべての人が悔い改めるように」と願っておられるからです(同3章9節)。今も歴史が続いているのは、神が一人でも多くの人を救いたいと願っておられるからなのです。 「神の日を早める」とは、終末への恐怖をあおったり、人間の力で神の時間を動かしたりすることではありません。神の御心に従って生きることです。 その第一は、「聖なる生活と信心深い生活」(同3章11節)を送ることです。私たちが神を畏れ、互いに愛し、赦し、助け合う時、そこに神の国の姿が表されます。その歩みは、やがて完成する神の国を、今ここで先取りするものです。 第二は、福音を伝えることです。イエスさまは、福音が全世界に宣べ伝えられ、「それから、終わりが来る」と言われました(マタイ24章14節)。言葉と行いによってキリストの愛を届け、宣教の働きに加わることが、神の日を早めることにつながります。 神の日を待ち望むとは、未来の破滅を恐れて待つことではありません。神の救いが完成する日を喜びつつ、今、神さまの働き手として生きることです。今日、私たちは誰に神の愛を届けることができるでしょうか。
《祈り》愛と忍耐に富んでおられる神様。あなたから与えられた今日という恵みの時を感謝します。言葉と行いによってキリストの愛を伝える者としてください。神の日を恐れるのではなく、希望をもって待ち望み、神の国を指し示して歩むことができますように。
牧師 和田一郎
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