すべてのエスニックに
「だから、あなたがたは行って、すべての民を弟子にしなさい。」 (マタイによる福音書28章19節)
私の妻は中央アジアに5年ほど住んでいたことがあり、わが家の食卓には時々、エスニック料理が並びます。また、川崎に住む姉が家庭菜園を始めてハーブや野菜をもらうことが増えました。姉もエスニック料理が好きで、さまざまなハーブを育てています。先日は、レモンバジルとスイートバジルを持って来てくれました。二種類のバジルを混ぜてサラダに添えるだけでも、異国情緒のある一品になります。日本を代表するハーブといえば、シソ、サンショウ、ユズ、ワサビなどでしょう。どれも豊かな香りと独特の個性を持っています。しかし、個性が強いからこそ、好き嫌いも分かれます。人間も同じかもしれません。個性の強い人は、時に「付き合いにくい」と思われることがあります。 「エスニック」の語源をたどると、ギリシア語の「エスノス(民族、民)」に行き着きます。イエスさまが語られた「すべての民」も、その複数形が使われています。つまりイエスさまは、弟子たちを、自分たちと同じ民族や文化の中だけでなく、あらゆる民族的背景を持つ人々のもとへ遣わされたのです。 しかし、「すべての民を弟子にしなさい」とは、世界中の人を自分たちと同じ文化や考えに染めることではありません。それぞれが神から与えられた個性を保ちながら、共にキリストに従って生きることです。さまざまなハーブが、それぞれの香りを失わずに一つの料理を豊かにするように、教会も異なる人々が集まることによって豊かになります。自分とは違う人を避けるのではなく、その人に与えられた個性を喜び、互いに受け入れる。そこに、「すべての民」を招かれるイエスさまの御心が表されるのです。
《祈り》神さま、私たちが自分と違う人を遠ざけるのではなく、その人に与えられた個性を喜び、互いに受け入れることができますように。すべての人に福音を伝えるため、愛をもって一歩を踏み出すことができますように。
牧師 和田一郎
ご感想は下まで(スマホ・パソコンの方向けです) forms.gle/EkE9N8gDaJQ7ee2L9
発行者名 高座教会 www.koza-church.jp/
私の妻は中央アジアに5年ほど住んでいたことがあり、わが家の食卓には時々、エスニック料理が並びます。また、川崎に住む姉が家庭菜園を始めてハーブや野菜をもらうことが増えました。姉もエスニック料理が好きで、さまざまなハーブを育てています。先日は、レモンバジルとスイートバジルを持って来てくれました。二種類のバジルを混ぜてサラダに添えるだけでも、異国情緒のある一品になります。日本を代表するハーブといえば、シソ、サンショウ、ユズ、ワサビなどでしょう。どれも豊かな香りと独特の個性を持っています。しかし、個性が強いからこそ、好き嫌いも分かれます。人間も同じかもしれません。個性の強い人は、時に「付き合いにくい」と思われることがあります。 「エスニック」の語源をたどると、ギリシア語の「エスノス(民族、民)」に行き着きます。イエスさまが語られた「すべての民」も、その複数形が使われています。つまりイエスさまは、弟子たちを、自分たちと同じ民族や文化の中だけでなく、あらゆる民族的背景を持つ人々のもとへ遣わされたのです。 しかし、「すべての民を弟子にしなさい」とは、世界中の人を自分たちと同じ文化や考えに染めることではありません。それぞれが神から与えられた個性を保ちながら、共にキリストに従って生きることです。さまざまなハーブが、それぞれの香りを失わずに一つの料理を豊かにするように、教会も異なる人々が集まることによって豊かになります。自分とは違う人を避けるのではなく、その人に与えられた個性を喜び、互いに受け入れる。そこに、「すべての民」を招かれるイエスさまの御心が表されるのです。
《祈り》神さま、私たちが自分と違う人を遠ざけるのではなく、その人に与えられた個性を喜び、互いに受け入れることができますように。すべての人に福音を伝えるため、愛をもって一歩を踏み出すことができますように。
牧師 和田一郎
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