恐れる必要などありません
「ヤコブよ、あなたを創造された主は/イスラエルよ、あなたを造られた主は/今、こう言われる。恐れるな、わたしはあなたを贖う。あなたはわたしのもの。わたしはあなたの名を呼ぶ。
水の中を通るときも、わたしはあなたと共にいる。大河の中を通っても、あなたは押し流されない。火の中を歩いても、焼かれず/炎はあなたに燃えつかない。わたしは主、あなたの神/イスラエルの聖なる神、あなたの救い主。
・・わたしの目にあなたは価高く、貴く/わたしはあなたを愛し/あなたの身代わりとして人を与え/国々をあなたの魂の代わりとする。恐れるな、わたしはあなたと共にいる。」(イザヤ43:1−5)
「自分の中に欠点や弱さを見ては落ち込む。無駄に食べ、無駄に生きているのではないかと思うことさえある・・」。以前、ノートに書いた一節です。このように感じたことはありませんか?
でも感謝なことに、そうした私たちの思いとは別に、神さまはそのように見ておられないことを聖書ははっきりと証ししています。聖書は、あなたが神さまによって造られ守られ、「恐れるな、わたしはあなたと共にいる」と御声をかけられていることを伝えています。
それだけではありません。神さまは、私たちが感じる不安や無価値感を圧倒するほどに、神さまの目に高価で尊い存在であることを宣言してくださるのです。そのお方に導かれ、そのお方の愛を実感する中、「自分は自分でいい。いや自分は自分でなければならない」と思えるように導かれていくのです。
4月になって半月が過ぎました。まだ新しく慣れない環境で、心は期待と不安が入り混じった状態かもしれません。そんなあなたに「恐れるな、わたしはあなたと共にいる」と気づかせてくださる神さまが、今日、あなたと一緒に行動されます。だから恐れる必要などありません。むしろ安心してくださいね。
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘