あなたのために立てられたご計画
「わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。」(エレミヤ29:11)
年が明け、いよいよ受験シーズンの幕開けです。この時期になりますと中学受験をした時のことを思い出します。大学の付属中学を2校受け、見事に2校とも不合格を経験しました。
当時、日曜日になると教会の日曜学校とはちがう進学塾という「日曜学校」に通い、週に何日か家庭教師の大学生が勉強を見てくれていました。進学塾に行けば、誰もが「よい学校に行きたい」と考えていました。
そのための競争も大変でした。ただ進学塾での「よい学校」の定義は、いま思うと、「偏差値のよい学校」のことを意味していたことです。
私は、そうした受験体験があったために、だいぶ後になるまで、「よい学校」とは「偏差値のよい学校」という考え方を持ち続けていたと思います。
ところが、そんな私も高校2年生の時に、教会の日曜学校に通い始めたのです。そして初めて、「よい学校」とは「神さまが用意された、私に最もふさわしい学校」のことを言うのだと分かったのです。
神さまは、あなたのために、子どもたちや家族のために「よい計画」を持っておられます。「よい計画」とはその人にとって「最もふさわしい計画」のことです。
建設途中のビルは、それが何階建てでどんな形になるのか分からないことがあります。でもビルの階数や形は、実は初めから設計者のなかに明確に存在しています。そして設計者が素晴らしければ完成するビルも素晴らしいものになるはずです。
神さまは「あなたのために」用意された計画をお持ちです。それは、あなたに「最もふさわしい計画」で「将来と希望をもたらす計画」です。素晴らしいですね。
神のご計画があなたの人生において実現しますように!
いってらっしゃい。
牧師 松本雅弘