神のことばは雨のように
「雨や雪は、天から降れば天に戻ることなく 必ず地を潤し、ものを生えさせ、芽を出させ 種を蒔く者に種を、食べる者に糧を与える。」 (イザヤ書55章10節)
シリア人の青年は言いました。「本は雨のようにすべての人々に降り注ぎます。雨が降れば、作物や草木や花が育つように、この本もたどりついた場所で誰かに読まれ、その人の心を育ててくれると信じます。」 内戦下の空爆で住む家が破壊され、親しい人を亡くし、日々危険にさらされていくシリアの町で、人々は地下に「秘密図書館」を作りました。破壊された家から本を救い出し、本を読むことで平和への希望を持ち続けました。本に記された言葉が、雨のように人々の渇いた心を潤したのです。 聖書は人の命を潤してきました。人だけではなくて世の中の渇きも潤してきました。たとえば「人権」もそうです。すべての人には生まれながらに人として生きる権利があるという考え方は、聖書に記された人間に与えられた「尊厳」という考えを通して世界が学んできたことです。人間の尊厳は人間そのものの価値ではなく、人間に与えられた神さまとの特別なつながりの価値です。つまり、創世記で語られているように、神がご自分に似せて人間を創ったことによって人間に尊厳が宿るのです。(創世記1:27) 神さまは、悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださいます。雨を降り注ぐことによって草木、動物、人を育み、世の中を潤し、生活を支え、世界を祝福してくださるのです。本に記された文字が人々を励ますように、聖書に記された神さまの言葉は、私たちの命を潤します。
《祈り》言葉によって御業(みわざ)を現してくださる主よ、あなたは世界中に雨を降らせ、言葉を降り注いでくださいます。人を潤し、芽を出させる命の言葉を、雨のように私に降り注ぎ、乾いた心を潤してください。
牧師 和田一郎
ご感想は下まで(スマホ・パソコンの方向けです) forms.gle/EkE9N8gDaJQ7ee2L9
発行者名:高座教会 連絡先:info@koza-church.jp 住所:大和市南林間2−14−1
シリア人の青年は言いました。「本は雨のようにすべての人々に降り注ぎます。雨が降れば、作物や草木や花が育つように、この本もたどりついた場所で誰かに読まれ、その人の心を育ててくれると信じます。」 内戦下の空爆で住む家が破壊され、親しい人を亡くし、日々危険にさらされていくシリアの町で、人々は地下に「秘密図書館」を作りました。破壊された家から本を救い出し、本を読むことで平和への希望を持ち続けました。本に記された言葉が、雨のように人々の渇いた心を潤したのです。 聖書は人の命を潤してきました。人だけではなくて世の中の渇きも潤してきました。たとえば「人権」もそうです。すべての人には生まれながらに人として生きる権利があるという考え方は、聖書に記された人間に与えられた「尊厳」という考えを通して世界が学んできたことです。人間の尊厳は人間そのものの価値ではなく、人間に与えられた神さまとの特別なつながりの価値です。つまり、創世記で語られているように、神がご自分に似せて人間を創ったことによって人間に尊厳が宿るのです。(創世記1:27) 神さまは、悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださいます。雨を降り注ぐことによって草木、動物、人を育み、世の中を潤し、生活を支え、世界を祝福してくださるのです。本に記された文字が人々を励ますように、聖書に記された神さまの言葉は、私たちの命を潤します。
《祈り》言葉によって御業(みわざ)を現してくださる主よ、あなたは世界中に雨を降らせ、言葉を降り注いでくださいます。人を潤し、芽を出させる命の言葉を、雨のように私に降り注ぎ、乾いた心を潤してください。
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