This is me

「父が私にお与えになる人は皆、私のもとに来る。私のもとに来る人を、私は決して追い出さない。」 (ヨハネによる福音書6章37節)
 映画『グレイテスト・ショーマン』は、人間の尊厳を考えさせられるミュージカル映画です。サーカスの団員たちは、ひげを生やした女性、小人症の男性、身体が非常に大きいとか、非常に小さい人で、普通ではない、異常だと見なされてきた人々です。 彼らは「私は暗闇には慣れているわ」と歌います。人々から「隠れてろ」「どっか行け」と言われ、自分の欠点や傷を恥じて生きていました。誰にも愛されない、と信じ込まされてきた人たちです。しかし歌はそこで終わりません。「これが私のあるべき姿なの、これが私よ。」と。そう言えるようになったのは、サーカスの中で人を喜ばせる価値を見つけ、自分が輝ける場所となった。つまり彼らの「居場所」へと変わっていったのです。そしてサーカスでは他人に見せるためではなく、自分自身として舞台に立ちます。 イエスさまは、貧しい人、病を抱える人、罪人と呼ばれていた人、社会の周縁に追いやられていた人々に向かって語られました。「私のもとに来る者を、私は決して追い出さない。」と。人から拒まれ、居場所を失った者であっても、イエスさまのもとに来るなら、そこには必ず受け入れがある。これは、「あなたはここにいてよい」という、取り消されることのない福音の宣言です。
《祈り》憐れみ深い傷や弱さを抱えたままの私たちを、そのままで受け入れてくださる恵みを感謝します。どうか私たちもまた、誰かを追い出す者ではなく、迎え入れる者としてください。
牧師 和田一郎
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