雪は天から送られた手紙

「天は神の栄光を語り 大空は御手の業を告げる。」 (詩編19編2節)
 今年の冬、家族三人で初めてスキーをしに行きました。リフトに乗っている時、スキーウェアについた雪を見ると、小さな雪の結晶がきれいでした。「雪の結晶のかたちは六角形」とばかり思っていましたが、一本の棒のような形、板のようなものもあるそうです。 雪は雲の中で生まれて、最初は水の分子が集まって手を取り合うようにくっつく。六角柱の結晶になるのは、六角柱が一番構造的に安定するからだそうです。結晶が、雲の中にある水蒸気をたくさん吸すって成長し、重くなったら地上に降りてくる。そのとき縦に成長するものもいれば、横に成長するものもいる。それは「気温」と「水蒸気の量」で決まる。だから結晶の形を見れば、雪が生まれた空のようすを知ることができるのです。ですから中谷宇吉郎という気象学者は、「雪は天から送られた手紙」と言ったそうです。 詩編の作者は、自然の中に神の栄光を見ました。空は言葉を発しませんが、雲や風、そして落ちてきた雪が、神の存在を物語っている。ひとつの雪の結晶にも、神の知恵と美しさが宿っているのです。
《祈り》天地を創られた創造主なる神よ。今日も、空を見上げ、あなたの恵みに感謝して歩ませてください。
牧師 和田一郎
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